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1925年 アメリカ ワーナー・ブラザーズ作品
            上映時間65分
            封切=1927(昭和2)年1月6日 
            大阪松竹座 
            
〈スタッフ〉
            原作・・・・・・・・・・・・・オスカー・ワイルド
            監督・・・・・・・・・・・・・エルンスト・ルビッチ 
            脚本・・・・・・・・・・・・・ジュリアン・ジョセフソン
            撮影・・・・・・・・・・・・・チャールズ・ヴァン・エンガー
〈配役〉
 ウィンダミア夫人・・・・・・・・・メイ・マッカヴォイ	
            ウィンダミア卿・・・・・・・・・・バート・ライテル
            アーリン夫人・・・・・・・・・・・アイリーン・リッチ 
 ダーリントン卿・・・・・・・・・・ロナルド・コールマン 
            オーガスタス卿・・・・・・・・・・エドワード・マーチンデル 
            ベリック公爵夫人・・・・・・・・・キャリー・ドメリー 
            公爵夫人・・・・・・・・・・・・・ヘレン・ダンバー
            仝・・・・・・・・・・・・・・・・ビリー・ベネット 
〈解説〉
            “映画の神様”と称えられるエルンスト・ルビッチ監督の無声映画時代の代表作の一つ。洗練された演出手法は「ルビッチ・タッチ」という言葉を生み、秀逸なコメディ作品の数々は、ビリー・ワイルダーや小津安二郎といった監督たちに多大な影響を与えたと云われています。
本作は、お洒落でユーモアに満ち、英国貴族に対する風刺も利いた世話ものであり、男女の機微も描く艶笑喜劇に仕上がっています。
            原作は、芸術至上主義を実践する才人で、作家、詩人、批評家と、19世紀末に多彩な活躍をしたオスカー・ワイルドの戯曲で、1892年にロンドンで初演され、大ヒットしました。
            主演のウィンダミア夫人を演じるメイ・マッカヴォイはアイルランド系の美人女優。「コールマン髭」と呼ばれる口髭をはやし、日本でも人気のあったロナルド・コールマンも助演しています。 
(松田豊)
〈略筋〉
            英国貴族ウィンダミア卿の妻、マーガレットは優しく誠実な夫と幸せな日々を送っていた。ある日、夕食会の席順を考えていたところに、彼女に思いを寄せている
            ダーリントン卿が訪れる。隣の部屋では、ウィンダミア卿が脅迫めいた不審な手紙を受け取っていた。ダーリントンの積極的な態度をかわすべく夫の元へ案内するマーガレットだったが、
            ウィンダミア卿は用事を済ませるため外出すると言う。夫の言葉に不満を覚えるマーガレットだったが、「直ぐに戻る」と言ってウィンダミア卿は出かけて行った。
            手紙の送り主アーリン夫人に会いに行ったウィンダミア卿は、アーリン夫人が妻マーガレットの母親だと言う告白を聞く。マーガレットが幼い頃に死んだと聞いていたのだが、
            アーリン夫人はあるスキャンダルを起こして、英国の社交界から追われたのだ。ウィンダミア卿は妻の母親への思慕の気持ちを守るため、アーリン夫人に生活の援助を申し出て、母親とは名乗り出ないよう約束を交わすのだったが・・・・。
            
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